よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
416. お参りの際にお供え物、お花の種類は決まっているのか
お供えする花の種類に決まりはありません。一般的に、棘があるものや匂いのきついものは避けた方が良いとされていますが、あくまで古くからのしきたりです。季節ごとに思い思いの花や、自分で作った花をお供えされる方もいます。代表的な花として「菊」がありますが、菊は邪気を払うというおまじない的な意味と、切り花でも長持ちするので少しでも長くお墓を彩ってくれるという理由があるそうです。
417. お盆、お彼岸には何をしたらいいのか
お盆とは、夏に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事のことです。一般的に行なわれていることを挙げます。
・(精霊を迎える印として)盆提灯を飾る
・(精霊をお迎えするため)盆棚という祭壇を用意する
・13日の夕方に自宅の門口などで迎え火を焚く
・15日か16日の夜に「送り火」を焚いて盆送りをする
お彼岸とは、太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられてます。一般的に行なわれれていることは次の通りです。
・お仏壇、仏具の掃除
・お墓の掃除
・供花やお供え⇒果物・菓子など。ぼたもち(春)、おはぎ(秋)をお供えします。
429. 家族だけで納骨式をしたいのですが、やはりお坊さんにお経をあげてもらわないとだめですか?
一般的には住職に依頼する方が多くなっていますが、ご家族だけでされる方もいらっしゃいます。無宗派の方などはどうしてもそうなりますが、ご戒名をいただいている仏様ですと、ご供養という点からご住職にご依頼されるほうをおすすめします。
431. 納骨式や法要の時、お布施の金額はどの位渡せばはずかしくないですか?
当霊園のお手配でしたら、法要3万円~のお布施が決まっています。ご自身でお願いされた場合は、直接住職にお尋ねください。住職とのお付き合い・関係でお布施の額はだいぶ変わり、過去にお願いしている場合は同額以上となるのが一般的です。なおその場合はお車代・お食事代は別に必要になります。
437. お墓を承継する人がいなくなったらどうなるんですか?
現在の使用者により指名があれば、親族・血縁関係でない方でも引き継ぐことができます。指名がない場合は、地域の慣習によって祖先の祭祀の主宰する者が決まりその者がお墓を承継します。またその人は必ずしも遺産の相続人でなくてもよいです。さらに慣習で決まらない場合は、家庭裁判所の判断によります。(ただし、どのケースであっても引き継ぐ方の承諾は必要です)。それでも定まらない場合は、一定の条件のもと無縁墳墓として扱われ、何年か後に無縁塔などに合祀されることもあります。
439. お墓を撤去した場合お骨はどこへ持っていけばいいのですか?
撤去をする前に改葬許可証をとる必要があります。その際に先に移転先(お骨のもって行先)を決めなければできません。もって行先は、お寺であったり、どちらかの合祀碑、また霊園内の合祀などがございます。
451. 納骨はいつまでにしなくてはいけないんでしょうか?
「必ずいつまでに納骨しなければならない」という決まりはありません。
一般的には四十九日法要や一周忌法要などと合わせて行うことが多いですが、気持ちの整理がつかなかったり、お墓が決まらないなどの理由で数年間自宅に置いておく方もいらっしゃいます。
ご自身やご家族が納得するタイミングで納骨されることが大切です。
455. 戒名って何ですか?絶対に亡くなったらいるのですか?
戒名は僧侶がお寺様で修行を行い、初めていただけるあの世のお名前で仏様の弟子となった証です。
今ではお亡くなりになった方が、あの世で修行するためにいただく名前として、いただけるようです。
お寺様とお付き合いを行うのであれば必要になります。
456. お布施は払わないとダメですか?いくら位払えばいいんですか?
そもそもお寺は自身でお金を稼ぐようなことはせずそのお寺を支える檀家の人たちからの寄付で生活を成り立たせていました。この寄付行為をお布施といいますのでお布施を払うことは当然と言えます。地域やそのお寺との関わりの深さにもよりますが、一般的には3万円位といわれることがあります。
457. お墓に納骨するタイミングはいつ?
一般的にはお墓がすでにある方の場合ですと四十九日の法要にあわせて納骨される方が多いようです。新たにお墓を建てる場合は、建墓に2~3ヶ月はかかるため、四十九日には法要を行い、一周忌といった節目に間に合うようにされる方もいらっしゃいます。