よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
496. 朝・昼・晩いつお参りしたらいいの?
朝でも昼でも夕方でも大丈夫です。
本来お彼岸は夕方にお参りすることもあるぐらいですから、それほどおかしなことではありません。むしろ暑い時期においては夕方のほうがお墓参りに適していると思います。ただ、なぜ夕方がよくないという人がいるかというと、お墓参りは大事なことだから遊びに行く前にまずお墓参りをしなさいなど、午前中を誘導することが多かったことなどが考えられます。しかし、お盆は提灯の灯で家に誘導したり、お彼岸は真西に沈む夕日であったり、意外と暗い時間を中心に考えられています。
もう一つ考えられるのは「土葬」は穴が開くことがあるため暗い時間は危ないといった理由があったかもしれません。しかし、現代のお墓はそんなことはないので何時にお参りされても良いとおもいます。
525. お参りするべき日っていつ?
1年の内ではお正月、春秋の御彼岸、お盆、そして故人様の御縁日(命日や忌日等)となりますが、その他でもご先祖様に聞いて欲しい事がある時や、家族の中で変化が有った時などにお参りされては如何でしょうか。
568. お骨をずっと持っていてはだめなの?
ダメではありませんよ、子供様の御骨なのでお墓に入れるのは忍びない、夫婦だから一緒に入りたい、等の理由でお家に置かれる方も多いです。
571. お墓参りって何?
お墓参りとは、お花やお線香を供え、ご先祖さまや故人様に感謝や敬意を表すための行動です。お墓は、亡くなった方も含め家族が集まる場所で、遺された家族の心の拠り所となる場所です。
576. 故人が眠る場所は住んでいる近くがいいの?
お墓参りされる方のご意見が最も大事ですので一概には言えませんが年を重ねてからでもお墓参りに行きやすいアクセスの良い場所がいいのではないでしょうか。
591. 自分が最後で面倒見る人がいないとき、お墓への納骨や墓じまいなどを頼んでおける(行政)サービスはあるの?
万が一お亡くなりになられた時に引き取り手がいなかった場合は、各自治体が火葬し、提携する無縁塚などに納められます。葬儀や納骨にご希望がある場合は遺言として残されてもよろしいですが、全てに法的効力はないようです。すべてをご希望通りにという事であれば行政書士に死後事務委任契約というものをご生前のうちに依頼できるようです。
600. お寺が遠いので変えたいのですが、お寺に置いてある位牌はどうすればいいの?
お寺様のにより違います。
永代供養の場合はそのままで良いかと思いますが、定期的に管理料やお布施をお支払いの場合は、そのまま支払い続けるかお寺様にお願いして供養していただくかになるかと思います。
601. 檀家をやめるにはどうしたらいいの?
菩提寺のご住職には、正直に檀家を離れる旨を伝えるのがいいのではないでしょうか。今までお世話になったお礼を述べ、また檀家を離れなければならない理由をお伝えすることが大切だと思います。
603. 納骨はいつまでにするの?
お墓を新設される場合は四十九日に間に合いませんので、一周忌が多いと思います。
一般的にはお墓をすでにお持ちの方は四十九日が多く、新規にお墓を建てる方は一周忌が良いといわれています。これは、納骨時に法事が重なっていると施主様の仕事が楽になるためともいわれています。
基本的にお墓は、親戚縁者の皆様にお参りいただきたいため法事と重ねることで「お披露目・場所確認」をしていただく為ともいわれています。「ここがお墓ですから、皆さんきてくださいね」なんて意味もあるので、より多くの方が集まられる「法事」と同時がよいといわれています。ですので、親族が集まってくれる「四十九日(すでにお墓のある方)」もしくは「一周忌(これから建てられる方)」にされることが多いのです。
610. 離婚している両親を同じお墓に入れる方法はありますか?
ご両親様の両方の喪主をご自身様がされていれば可能です。ただし、他のご親族の方が喪主の場合では難しいと思います。離婚をされているということは親族間で少なからず遺恨はあると思いますので、出来たとしても分骨していただいて納骨する形だと思います。