よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
29. の寄せ墓の方法と費用について教えてください。
寄せ墓とは、複数ある既存の古いお墓をひとつに纏(まと)める事です。
例えば、複数あるお墓のスペースを狭めて、新たなスペースを作り、先々でそこに新しくお墓を建てられるようにするといった場合や、複数あるお墓を撤去し、新たに一つ五輪塔など先祖墓を建て、その先祖墓にまとめたお骨を納めるという方法もあります。
したがって、方法は様々ですし、費用もその内容によって、様々です。また、お子様やお孫様にとって、複数のお墓の墓守は将来大きな負担となりますので、次世代への墓守問題の解決策として寄せ墓をご検討されるなら、石材店にご相談されるといいでしょう。
76. 九州のお墓、ほったらかしでもいい?
きちんと管理料を納めておられるなら手続き上は問題はありません。しかし、草が生えすぎて周りのお墓に迷惑をかけているかもしれませんし、何らかの原因で傾いたり壊れたりしているかもしれません。やはり、たまには見に行くことも必要だと思います。なによりご供養がなされていないと故人も悲しみますし、ご本人様の心理的にも気持ちよくありません。
もし、行くのが困難でしたら改葬をされるのがよいと思います。お住まいのお近くに引越しをされれば、お参りもしやすいですし、お手入れも行き届きます。
77. 誰も何もせずにほったらかしにしてたらどうなる?
「お墓参りに来ていない」、「掃除をしていない」ということであれば、特にどうもなりません。「管理料の支払いが滞る」という事態になれば、霊苑や墓地の管理者から連絡が来るでしょう。名義人への連絡、緊急連絡先への連絡、立て札の設置、官報への掲載といった対応になるかと思います。最終的に連絡がなければ、撤去破棄、ご遺骨の合祀となります。
163. お墓のが場所を変えることは出来るの?
改葬といって一定の手続きが必要ですがお墓の場所替え・引っ越しは現在は一般的になってます。
181. お墓って引っ越しできるの?
お墓の引っ越しを改装と言いますが、お墓を移す場合とお骨だけをを移す場合と2種類あります。
・お骨を移すために必要な事。
まずは移転先になる霊園とお墓を決めます。
お墓が決まりましたら、現在のお墓がある霊園と霊園のある役所に行く必要があります。
・役所では
新しくお墓を建立する霊園に改葬許可書を提出するため、改葬許可申請書を提出します。
この申請書は役所によって書式が違う事がありますが、必要事項に書き込みを行い役所に提出しますと、改葬許可書を発行してくれます。
(この申請書にお骨の行き先を記入しなければいけない事が多く、先に次の霊園とお墓を決めておく必要があります)
・現在のお墓がある霊園では
お骨の移す事を伝え、お墓の処分について相談します。
お墓を撤去するには費用がかかりますので、お見積もり取っていただきお骨上げを行います。
新しい霊園で改葬許可書とお骨を持参し、建立したお墓にご納骨を行います。
・石碑を移すために必要な事。
お墓の引っ越しができる霊園で墓所を購入します。
霊園によって移設を受けていない霊苑、受け付けてはいますが場所が指定されている霊園などがあります。
・現在のお墓のある霊園で移設に必要なお見積もりをいただきます。
この見積もりは霊園の指定石材店にお願いしますが、指定された石材店がない場合は地元の石材店にお願いします。
・全てのお見積もりが出ましたら日程の打ち合わせを行いお引越しですが、地域や墓所の立地によっては非常に高額な費用になったり難しい作業で無事に引っ越しできるか不確定な場合もありますので、想い出のあるお墓かもしれませんが、新しく購入する事もひとつかと思います。
221. 撤去されたお墓はどうするのですか?
通常、家名などが彫刻されているお墓の最上部にある「棹石」と言われる部分は、無縁石碑を安置してくださるお寺に運ばれることが多いです。それ以外の部分は細かく砕かれ廃棄されます。
236. 急で高い場所にお墓があるのですが・・・年々歳を取ると辛いのですがお墓の見える場所からお参りしてもお墓参りと言えますか?
一番大切なのは、供養する気持ちと思いを込めて手を合わすことです。「お墓参り」と言えるかはわかりませんが、ご事情あってのことでしたら、可能な場所から手を合わせても「ご供養」と言えるのではないでしょうか。近年は、「足腰に不安がある」「自宅からお墓(田舎)まで距離がある」など様々な理由で、自宅近くにお墓の引っ越しをされる方が多くなっています。
247. お墓を持って行きたいのですがどうしたらいいですか?
お墓のひっこしとしてお答えします。
お墓の引っ越しというと大まかに2つ考えられます。
一つはお骨の引っ越し、もう一つは石のお墓も含めた引っ越しになります。
まずお骨の引っ越しですが、比較的簡単にできます。必要なのは各市町村に改葬許可書を出してもらうのですが、手続きは比較的簡単にできます。聞いたことのない名称ばかりで不安になる方がいらっしゃいますが、不安ならば移設先の石材店などに手伝ってもらいましょう。
問題は石のお墓の引っ越しです。これは移設先の霊苑で禁止されている場合もあるため、移設は霊苑の条件によります。
霊苑によっては石塔のサイズなどを制限している場合などがあり、周りの使用者の為に禁じている場合などがあります。
またお石塔のサイズは地域差がかなりあるため、そのまま持ってこられなかったりもあります。例えば富山などはお墓が非常に大きく、大阪や名古屋などの霊苑には物理的に区画の中に入りません。逆だと小さすぎるという問題もあります。また、海を渡るとなかなか運搬費がかさみすぎる為、現実的ではありません。
勘違いされるのが、「田舎のお墓を持ってくるのだから都会にお墓を建てる時にお墓のお金はかからない」と言われることがあります。これは大きな間違いで実際にはお墓を解体する作業もありますし、運搬費用もかかりますし、またそれを設置工事をするためにまず再度加工しなおしてから設置工事にかかります。
「移転費っていくらぐらいなの?」と言われても、霊苑までの距離、石塔のサイズ、区画の大きさ(1日で終わるのかどうか)、現地の車からの距離(そこまで運搬機械や移動式クレーンなどが運べるかどうか)などにも関わってきますので、場所やサイズ(出来れば細かい寸法などがあるとなおよいです)などの情報をもって相談するとよいと思います。場所によっては現地まで行きますのでお気軽にご相談ください。
421. 県外にお墓があるが年で行けなくなり何か出来ることはないか
おはかの引っ越しをされてはいかがでしょうか。お墓の引っ越しは「改葬」といい、
①すべての遺骨と石碑を一緒に移動
②遺骨のみすべて移動
③複数ある骨壷の一部を移動
④骨壷の中のお骨の一部を移骨(分骨)する
4つのパターンがあります。
476. お墓を引っ越しするときの方法はどうすればいいのですか?
改葬先の霊園を探す
改葬先の霊園に受け入れ証明書を発行してもらう
現在のお墓の管理者から埋葬証明書を発行してもらう
市区町村に改葬許可証を申請する
発行された改葬許可証を現在のお墓の管理者に提出
現在の霊園でお魂抜き/閉眼法要
新しい霊園で開眼法要・納骨法要