よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
238. お墓って必要ですか?
お墓は亡くなったご家族やご先祖様をお納めし、代々供養していくためのものです。
お墓を建てるということは、あの世における終の棲家を確保することです。お墓の本質は、ご先祖様とお話できる大切な場所であり、代々続くご家族のつながりを確認できる場所です。
私たちが心豊かに生きていくために必要なものです。
241. お骨の移し方を教えて下さい。
お骨を移す場合は、役所の書類が必要になりますが移す場所が決まっていないと書類を申請できませんので、まずは移転先の霊園とお墓を決めます。
お墓が決まりましたら、現在のお墓がある霊園と霊園のある役所に行く必要があります。
・役所では
新しくお墓を建立する霊園に改葬許可書を提出するため、改葬許可申請書を提出します。
この申請書は役所によって書式が違う事がありますが、必要事項に書き込みを行い役所に提出しますと、改葬許可書を発行してくれます。
(この申請書にお骨の行き先を記入しなければいけない事が多く、先に次の霊園とお墓を決めておく必要があります)
・現在のお墓がある霊園では
お骨の移す事を伝え、お墓の処分について相談します。
お寺の場合は住職、町内会墓地(村墓地)では管理委員会、公園墓地では管理事務所になります。
お墓を撤去するには費用がかかりますので、お見積もり取っていただきお骨上げを行います。
新しい霊園で改葬許可書とお骨を持参し、建立したお墓にご納骨を行います。
258. 家族以外の人でもお墓に入れますか?
お墓に入れる人の範囲を定めている法律はありません。お墓の使用権を持つ方の許可があれば、他人であっても同じお墓に入ることができます。ですが、一般的な習慣では、家墓には使用権の持ち主とその家族が入るものなっており、親戚や他人が入ることは難しいでしょう。
260. お墓参りでの順番はありますか?
お墓参りの仕方については、
墓地に着いたら、まず手を洗い清めます。
そして、手桶に水をくみ、お墓に向かいます。
お墓の前に着いたら、合掌礼拝してから掃除を始めましょう。
掃除が終われば、お供えをします。
果物やお菓子などの食べ物は、半紙を折って墓石の上に置いてお供えします。
お花は、対の花立にお供えするのが理想ですが、一つの場合は墓前に向かって左側に供えます。
宗派によって、数珠の使い方やお供えするお線香の本数(本数天台宗・真言宗は3本、禅宗は1本または2本、浄土真宗は1本を折って横にします。)など違いがあります。
266. お供え物は置いて帰ってもいいですか?
お供え物は持ち帰るか、その場で食しましょう。
基本的に故人へのお供え物は「おさがり」といって、お供え後に下げてみんなでいただくものです。
できればお墓の前で「故人も含めみなで一緒に食す」のが一番よいのですが、時間や場所がないなどの場合は持ち帰って食しましょう。
また、現実的には食べ物を放置しておくとカラスなど鳥や動物が荒らし、お墓の前やまわりが汚れてしまうという問題もあるので、置いてかえるのはやめましょう。
267. お墓のお花は枯れたら回収してもらえますか?
管理の行き届いている霊園ならば枯れたお花は回収してくれるところが多いようです。当社が管理している霊園では回収をさせていただいております。
268. お花は造花でもいいですか?
墓前のお花は造花でも構いません。
お供えするお花が生花でなければならない理由はありませんので、お供えされる方のご供養の気持ちがあれば造花でも構わないでしょう。
インターネットでもお盆・お彼岸用の仏花が販売されています。
ですが、お供えされたお花が「宗教的な教えに合わない」とご親族やお寺様と問題になることはあるので、その点は注意が必要です。
271. お墓参りはいつ行けばいいですか?
お墓参りをする回数や時期に決まりなどはありません。
仕事や家事など普段の生活の都合で行けないこともありますし、実家のお墓が遠方にあるような方など、決まった時に行けない場合もあるでしょう。
ご先祖様に何か報告がある時や帰省した時、行ける時に行ってお墓の掃除や手を合わせられれば良いと思います。
それでも目安になるものが欲しい場合は、春秋のお彼岸や命日は「お墓参りに行く日」とスケジュールに入れていれば良いかもしれませんね。
281. お寺様に塔婆をもらいましたがどうしたらいいですか?
塔婆立てがある場合は、お墓に立てて供養されれば良いと思います。塔婆立てがないために、墓所内に倒して置かれる方もいますが、風で飛ばされることもあります。お寺様と相談して自宅へ持ち帰るか、どうしてもお墓に置いておく場合は、塔婆立ての設置、風に飛ばされない工夫が必要でしょう。
288. 納骨の仕方を教えて下さい?
当苑での納骨の流れとしては、墓地の管理者がお墓の水鉢(蓋石)を開きます。墓前に花や線香を供えます。管理者(または施主)がご遺骨を納め、水鉢(蓋石)を閉じます。僧侶の読経の後、順番に焼香し、ご冥福をお祈りします。事前に納骨の届け出として火葬許可書(改葬許可書)、埋蔵届、認印、志納料が必要です。