よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
272. お墓に赤い文字がありますがどう言う意味ですか?
朱色はご健在の意味です。
お寺様(僧侶)は生前にお戒名をいただいていますが、一般の方でも生前戒名をいただく事がございます。
そのお戒名をお墓に彫刻した場合その方がまだお元気にされていると言う意味です。
お亡くなりになられましたら色を抜きます。
建立者でも朱を入れますが、これは生前戒名から来たものだと思われます。
同様にお亡くなりになられましたら、色抜きを致します。
ちなみになぜ朱色なのと言いますと、ご生前でまだ血が通っている意味、血の色だとお寺様にお聞きした事があります。
273. 一人でお墓を所有する数に決まりはありますか?
特に決まりはありません。ただ、あちこちに持たれてもお参りやご供養は大変かと思います。お参りしやすい場所へおまとめになられるのも、よろしいかと思います。
286. お墓を建立する際に絵を彫ってもらえますか?
可能です。
お墓の形が多種多様になってきたと同様にお墓に刻む彫刻も色々な事ができる様になっています。
・線彫り・線の彫刻を行いその線にペンキを入れ仕上げます。
ペンキを入れる事で綺麗に仕上がります。
・浮かし彫り・文字の回りを彫り込み文字を浮かして彫刻します。
ペンキを入れる部分が多くなるので彫刻部分が目立ちます。
・立体彫り・絵を立体的に彫刻します。
立体的に彫刻しますので、石自体の強度が下がりますが、出来上がりは綺麗です。
・グラフィック・文字の回りを縁取りし中の文字を磨き落としします。
(グラデーション)最近の新しい彫刻で文字を深く彫り込みませんので、強度もあり、お手入れもしやすいですが、石種の石目によって少し見にくくなります。
・レーザー彫り・写真のデータからそのままの絵を転写します。
石種が限られてしましますが、白黒の写真の様に綺麗に彫刻できます。しかし彫がほとんどなく、経年劣化には弱い可能性があります。
これ以外にも彫刻の方法はございますが、現地にてご確認下さいませ。
287. お墓の書体について教えて下さい。
彫刻する書体には、日本語から外国語、数字などの様々な文字があります。それらの文字を楷書、行書などの定型書体や手書きでも作ることができるので、パターンは無限にあります。当苑では、楷書体で彫刻されている方が圧倒的に多いです。
289. 開眼式とはなんですか?
もともと開眼法要とは新しく仏像を建立したときに最後の仕上げとして目を書き込むことを法要中にしていたことから、新たにお墓やお仏壇を作った時も一般的に「開眼法要」と言われるようになりました。
有名な開眼供養は奈良の東大寺の大仏建立時にインドから中国にわたった菩提僊那(ぼだいせんな)という僧侶が目を書き込んだといわれています。
ただお墓はお納骨と同じ日にされる方もいらっしゃるため、「開眼・納骨法要」の場合もあります。
295. お墓の相続について教えて下さい。
名義変更という手続きがございます。名義者様がご健在かお亡くなりになられたかでご用意いただく書類が異なります。
また、お墓を承継いただく場合、課税の対象とはなりませんので相続税はかかりません。
297. お墓の建てた後の費用を教えて下さい。
必ず必要なお金は管理料ですが、場合によって費用がかかりますのでご案内いたします。
・法要室や会食室を使用した場合。
・ご不幸がありご納骨があった場合。
・名義の変更があった場合。
・分骨証明書など各種証明書を発行した場合。
・お墓に新しい彫刻を行った場合
霊園によっては他に費用がかかる場合もございます。
298. 永代使用料とは?
墓所を永代にわたり使用できる権利を得る料金です。
霊園で墓所を購入するではなく、墓所を使用する権利を購入する事になります。
墓所を永代使用する権利ですので将来名義変更があった時でも、再度墓所代金をいただく事はございません。
また永代使用権を勝手に売却したり、他人に譲る事もできませんのでご注意下さい。
299. 霊園と町内会墓地(村墓地)の違いは何ですか?
霊園は、宗教法人などが運営する民営と、都道府県・市町村などの自治体が運営する公営があります。村墓地は地域の共同墓地のことで、町内会や地元住民が運営・管理します。
313. お墓に入れる人数って決まりがありますか?
骨壷で収める場合と納骨袋に移し変えて収める場合があります。骨壷で収める場合限界がありますが、納骨袋の場合ですと相当数収めることが可能です。関東では骨壷のまま、関西では納骨袋に移して収める場合が多いようです。