よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
78. 時代的にお墓は不要になっていくんじゃない?
時代により少なくなったり、変わることも考えられますが、お墓は不要にはならないと言えます。なぜなら、大切な故人様に対して、それぞれの残られたご家族様のご供養するお気持ちが全て無くなるとは考えられないからです。
79. お墓の形に意味があるの?
昔は地域や宗派によって、お墓の形に意味を持たせていたこともあるようですが、現在は、特に意味があるというよりも、デザイン性などで形が決められていると言えます。
尚、一例として申し上げますと、昔からよくある和型のお墓の場合ですが、一般的に台となる石が2段に重ねてあります。その上に棹石が積まれています。
こちらの棹石を天とみたてており、二段目の台石を人、さらに下の台石を地とみたてています。
つまり、お墓の形は天・地・人の3つにみたてているという意味があると言われています。
88. お墓に入れてるお骨はどうなるの?
どちらもご先祖様を供養する日と言う点で同じです。「お盆」はご先祖様が私たちのところへ戻ってくるのをお迎えし、供養し、送り出します。「お彼岸」は「お盆」とは逆でこの世とあの世が一年でもっとも近くなる日ということから私たちがご先祖様のところへ行って供養します。
93. 家族が亡くなったのですが、お墓はいつ建てればよいですか。
いつ建てるかは、ご納骨のタイミングで決まります。
多いのは、仏様ができてからお墓を探し始め、一周忌に納骨を考えられる方です。
お墓は、申し込みから完成まで最短で2~3か月かかります。では逆算し、3か月前に申込むと良いのかというとそういうわけではありません。
申し込み後は、彫刻文字の打ち合わせや、文字原稿の確認・修正など何かと時間がかかります。
ご家族で相談・確認する時間も必要ですし、確認不足は後々の失敗につながることがあります。
ゆとりをもった期間で計画していくことが大切ですので、6か月前を目安に検討されることをオススメします。
110. 寺院墓地のメリット・デメリット
メリット檀家になることで手厚く供養してもらえる。法要などで困ったことがあれば、すぐに僧侶に相談することができる
デメリット檀家になる必要がある場合が多く、檀家になると、檀家としての務め(お寺の行事・活動への参加や寺院の維持のために寄付など)が必要になるケースも。墓石の形状や大きさ、デザインは決められている場合が多い。
111. 公営墓地のメリット・デメリット
メリット・・・宗旨宗派を問わない。
永代使用料や管理料が安い
地方自治体が所有・管理・運営するため安心できる。
石材店を自由に選べる。
デメリット・・・競争率が激しくなかなか当選しない。
募集時期が限られているところが多い。
112. 民営墓地のメリット・デメリット
民営墓地のメリットは、様々な大きさの墓所が用意されているので、予算に合わせて選ぶことができること。仏教・神道・キリスト教・無宗教など、宗旨宗派不問でどの宗教でも利用できるところが多い。バリアフリー、大型駐車場、無料送迎バスなどお参りしやすい環境が整っている。
デメリットは、公営墓地に比べると永代使用料や管理料が割高であることが多い。指定石材店制度があり、石材店を自由に選ぶことができない。
120. 遺体がないときはどうするの?
飛行機事故・遭難などで遺体が帰ってこなかった場合、故人の形見などをお墓に納めることがあります。(髪の毛や入れ歯や眼鏡など)
121. 火葬と土葬、どっちがいいの?
甲乙はつけ難いですが、土葬の場合ですと衛生上の問題もあり、また埋葬のスペースも多く要りますので、日本においては火葬の方がマッチしていると言えるでしょう。
127. 土葬したら腐らないの?
遺体は朽ちて腐敗していずれは土に還ります。本来土葬とは遺体を腐らせて土に還すことが目的です。