よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
426. お墓の形は自由にできないの?
石材店に伝えれば、希望に近い形で作ってくれると思います。ですが、オーダーとなると費用は余分にかかります。霊園や石材店によっては、区画ごとに建てられるお墓の形が規格で決まっていることもあります。
427. 石以外の物でお墓を作ってはだめですか?(例えばガラス等)
いいえ。だめではございません。
ただ、霊園によって、規定がありますので、石以外はだめという場合もございます。お考えの霊園に確認をされるといいでしょう。
また、ご参考として申し上げますと、お墓は石の中でも御影石が適しているとされております。なぜなら、御影石は本来花崗岩で、安山岩や砂岩、大理石などと違って硬いために水に溶けにくく、なおかつ風化に強いという特徴を持っているからです。そのため、長い年月にわたって仏様や文字なども含めお墓を残しておくことができることから、おそらく、「聖なるもの」「俗なるもの」に関する神代からの普遍的価値観が底辺にはあるのかもしれません。
428. 石の色に意味はある?
昔は縁起が良くない色など迷信がありましたが、現在では意味はほとんどありません。みなさんお好きな色で建てられています。
433. なぜ大阪型や神戸型って言うのですか?
元々はその地域でよく作られていた形ということから名づけられています。京都型・神戸型・大阪型がよく見られます。
京都型…香炉と供物台が独立しています。
神戸型…供物台が上台にくっつき水鉢・線香立が前面に来る。
大阪型…神戸型に良く似ている。供物台が水鉢と一体になっていて線香立ての置き位置が逆になっている。
434. 安い石はすぐカケてしまうのですか?
安い石だから欠けるものではありません。
比較的柔らかい石になりますので、欠けやすくはなります。同じように彫刻をした際の部分が欠けやすかったり、摩耗によって歪んだりするということはあり得ます。
ただし、ぶつけたときにはどの石でも欠けが生じます。
石の値段は、硬さ・吸水率・供給量・産地などで決まってきます。安いから欠けるわけではありません。
435. これから墓地代は値上がりしていくのですか?
物価との兼ね合いもありますので一概には言えませんが、これから安心できる大型霊園が次々と作られることは考えられません。
墓地不足が慢性化すれば墓地価格が上がる可能性は高くなります。都市部の地価は高いので、狭い霊園や寺院でお墓を供給できたとしても、お値段は高いものになるでしょう。
436. 国産の石と外国産の石では何が違うのですか?
日本で採れた石は日本の風土に合います。だから日本で建立するには一番マッチした石といってよいと思います。
厳密に言えば、建立地に近いところで採れた石を建てるのがよいのだと思います。外国産の石は、日本にはない色合いの石がありますので、そういったものを所望される方にはおすすめできるといえるでしょう。
また、外国産のうちでも中国産の石が今一番流通していますが、それは採掘や加工の人件費が一番安く済むためお値段で選ばれておるケースが多い様です。
447. 納骨室がいっぱいになったらどうするんでしょうか?何人位はいれますか?
墓石の下のカロートと呼ばれる遺骨を納める場所の大きさにより、納めれる遺骨の数が決まります。
また納骨を骨壷でするのか、遺骨を布に包んで納骨するのかによっても変わってきますので一概には言えません。
納骨室に骨壺で納めている場合は、古いものから骨壺からお骨を取り出し、土にかえします。
449. お墓には何親等まではいれるんでしょうか?
一般的な墓地の使用規則では、6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族のほか、墓地管理者の承認を得た者の納骨を認めているところも多いです。
使用規則の制限でご自分のお墓に納骨ができない場合は、まずは墓地や霊園の管理者にご相談されるといいでしょう。
当苑の場合も、ご相談の上、承認を得て頂く必要がございます。
450. 戒名を頂いたのですが墓石への彫刻は俗名で彫刻してもいいんでしょうか?
問題はないかと思いますが、お戒名があるのであればお戒名と俗名の彫刻をお勧めします。
お戒名はあの世のお名前で、お戒名が無いとお寺様はお性根をお墓に入れる事ができません。
お寺様は故人様のお性根をお墓に入れてご供養されます。
お性根が入っていないと言う事は、そこにいらっしゃらないと言う事になりますので、少し寂しいお墓参りになるのではないでしょうか。
できればお寺様と一緒にご納骨をお勧めします。