よくある質問をカテゴリー別に掲載しております。
560. 石はどんな種類でも磨けばお墓に使えるの?
お墓に向かないようなものもあります。
お墓はできる限り長い期間耐久できるような石を用います。
建築用資材の中には長期間の使用に耐えられないものもありますので、そういったものはお墓には不向きです。
また、大理石で建立されたいという方もおられるかもしれませんが、建立当初こそキレイですが、風雨にさらされていくうちに劣化が早く進みます。
表面の磨き加工もすぐ取れてしまいザラザラになってしまいます。
なので頻繁なメンテナンスが欠かせなくなります。
お墓は長く外に置いておくものですから石は何でもいいというわけにはいかないようです。
574. 大理石のお墓ってあるの?
大理石でお墓を建てる方もおられるようですが、建立当初こそキレイですが、風雨にさらされていくうちに劣化が早く進みます。
表面の磨き加工もすぐ取れてしまいザラザラになってしまいます。
お墓は長く外に置いておくものですからできれば大理石のような耐久性のない石は頻繁なメンテナンスが必要になってまいります。
なお、大理石というのは日本では高級な石の印象がありますが、本場のイタリアやギリシャでは一番安い石です。古代の神殿などによく使われれているのは、身近で手に入りやすい安価な石だからです。当初日本に入ってくるときにあえて「高級材」としてアピールしたものですから、日本では「高級石材」のイメージがついてしまい、本来もっと安く仕入れられるものなのに高額になってしまっているのが現状です。
品質と価格が折り合っていない石だと言えます。
577. 石のお墓は何年でももつの?
品質によって違いがありますが、国産石材であれば150~200年は持つといわれています。しかし中国製など外国産の石は、日本国内で墓石として使用されはじめてから20数年しか経っていないため、日本の気候風土の中で何年持つかはハッキリとはわかりません。
585. 中国産が悪いってほんと?
中国産の石が悪いというのは、おそらく食品からついたイメージでしょう。また、中国は日本と比べ広大な国土があるため、石の産出量も多いです。そのため安定した供給ができ、安い価格でお墓にすることが出来ます。
一方、安いことで「粗悪」「心配」などのイメージを持たれているのかもしれません。多数の中国産石材があるので、本当に質の良くないものもあるでしょう。
逆に本当に良いものもたくさんあります。重要なのは、品質の良いものを選別し扱っている石材店で建てることです。
612. いい石・悪い石ってなに?
質とは、硬さ、粘り、吸水のことを指します。
硬さ、粘りについては、実際叩き割ることはできませんので、簡単に見分けるのは吸水についてがわかりやすいでしょう。
水を吸っている石は、巻石やお墓の下のほうが上のほうよりも色が濃くなり、模様ができているように見えます。
一度、霊園、墓地で見てみてください。ただ、水を吸わない石はないですし、値段が高いから水を吸わないというわけではありません。あくまで石種ごとの性質です。
そこにどこまでこだわるかは、お客様ごとに違います。
623. お墓の石はどれぐらいもつの?
現代のお墓は100年以上持ちます。
現代で使われているお石塔は花崗岩なので非常に硬質のもので出来ております。使い方によってはそれ以上持つといわれています。
もちろん石塔の種類にもよりますが、歴史が伝わっているのは遠い昔に「石に刻まれた情報」などがあった為に解明されたもの(エジプト文字など)はたくさんあります。平安時代に建てられたお墓も現代に伝えられているものもたくさんあります。ただ、よりお参りしていただき。きちんと掃除していただくと、より長持ちしますので是非たくさんお参りして下さい。
624. お墓はどのくらい重たいの?
和型と呼ばれる昔からあるタイプの一般的な大きさのお墓の場合、〇〇家の墓などと書かれた竿石の重さだけで約100キロあり、石碑の全体の重さで約700キロあります。